●アンコール発売以前に書いた物
コルダ2。クリスマスコンサート後、学院に戻って仕事していた吉羅の元を訪れた香穂子は…。
「まったく…、手間のかかるお嬢さんだな、君は」
6月2日の横浜港開港記念日に書いた吉日小話をブログより再録。恋人設定です。
わくわくと小さな子供のように輝かせた大きな瞳。綻んだふっくらと柔らかそうな唇。
滑らかな白い頬に意外と長い睫毛が影を落とし。時折吹き付ける潮風が彼女の額や肩にかかる柔らかな髪を優しく揺らしている。
元拍手お礼創作。吉羅日野で、某缶コーヒーCMパロ(笑)
きっと香穂子との間接キスなんて、この男に取っては虫がとまった程度にも感じていないに違いない。
2007年9月23日発行の『吉羅暁彦読本』様にゲストさせて頂きました作品の再録です。
大人向け表現がありますので、苦手な方はご注意くださいませ。閲覧は自己責任でお願いします。
「駄目だよ。時間はもう十分にあげただろう」
●アンコール発売以後に書いた物
アンコール設定で上から順に連作になってます。
すしデートのちょっと後くらい。 「あの…、お口にあいましたか?」
吉羅x日野ベースで、ほんのり日野←金澤風味。
「ハハ、それでこそ日野君だ。むきになって練習しているところが目に浮かびますよ」
元拍手お礼創作。『暇つぶし』という名のデート。
有無を言わさぬ吉羅の口調に、香穂子の顔はまるで無理矢理苦い薬を飲まされた子どものような渋い表情になる。
●冥加さんはかなでちゃんの初恋の金の弦の王子様で、
かなでちゃんは冥加さんの心臓でファムファタルでペルセフォネで、
ふたりはヴァイオリンロマンスで結ばれた運命の相手なので、二次もまぁそんな感じで。
ドルチェタイム『真夏の夜の夢』から。「ん、あのね…、そういうとこ昔と変わらないなぁと思って」
EDの続き。「あの…ね、もしも、私の7年前の演奏が輝いていたとしたら、それはあなたのおかげだよ」
冥かな前提でかなで&ニア。神戸から戻って数日後。
「ふふ、バカだな、君は。起こり得るはずのないことが起こるから、人はそれを奇跡と言うのだろう?」