◆第八章◆
三番目に鬼が穢した地もこれまで同様に八葉達と、京の人々の協力の下、
無事にたどり着くことができた。
呪詛は神子が触れるとたちどころに浄化され、
今後も龍神の力がその地を守ることになった。




そして、三度目となる子の日。
三番目となる四神が封印され、そして、三番目となる鬼が戦いから退いた。

もはや戦意を喪失したその鬼を追いつめることはできなかった。
霞の中に消え去る姿は、あかねに否応でも戦いの意味を考えさせた。





残る呪詛はあと一つとなった・・・・。





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