◆第六章◆
その日から、あかね達は四神を解放するため、理に従い、
京に埋められた鬼の呪詛を探し始めた。

八葉と協力し、初めて探し当てた呪詛から生じる禍々しい気は、
まるで辺りの者の息を苦しめるかのようであった。
しかし、あかねの神気に浄化され、穢れは見事払われた。



そして、最初の子の日。
最初の四神が封印された。



あかねの心は、破れゆく一人の鬼の姿に揺らされた。





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